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猩々(しょうじょう)百千萬 (ももちよろず)古酒原酒 720mL北村酒造(奈良県吉野町)
百千萬は数種類の特定名称酒に普通酒をブレンドし十数年間蔵内にて熟成させたお酒です。
ほんのりと香ばしい熟成香が漂っています。
柔らかい口当たりで口中に優しく広がり喉越しの収まりも良い。
熟成による味の幅と厚みがあり、辛くもなく甘くもなく中口の味わいのお酒に仕上がりました。
冷やして、またはロックで冴えわたり、特にぬる燗ではふくよかな旨味が広がります。
原材料/米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール アルコール分/18度 冷暗所で保管してください。
「酌めども尽きず、呑めども変わらぬ。
」 今から200年前頃の天明8年(1788年)に初めて分家を許された末息子が、近くの造り酒屋から酒造株や酒造道具を買い取って酒を造ったのが始まりです。
山の修験者たちは「吉野の霊酒」として珍重し、木こりたちは「鬼ごろし」と呼んで愛飲していたのです。
「猩々」とは想像上の生き物で謡曲にこんな物語が残っているという霊夢を見たので、そのとおりにすると本当によく酒が売れた。
その店に毎日大酒を飲んで平気な顔で帰る客がいるので名前をきくと、海中に住む猩々だという。
高風はこの猩々から親孝行ぶりをほめられ、万代まで「酌めども尽きず、呑めども変わらぬ」大きな酒壺を贈られた・・・。
この由来どおり流行や時代に媚びることなく、酒造りの基本を大切にして、いつまでもおいしい酒を造り続けていきたいのがこの酒蔵の考えです。
吉野杉の育つ清澄な大気の中で、階(きざはし)状の酒蔵にて時間を掛けて醸したモロミを酒袋によって上槽(搾る)したお酒を火入れ・濾過・加水など何の手を一切加えずそのまま瓶詰めしました。
- 商品価格:1,485円
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